東京の土地価格で一番高い区は中央区

東京都内の土地価格は世界的にも高額で、都心部では一坪当たりの平均地価が1,000万円を超えている例も少なくありません。平成28年度の調査によると、東京23区においては全ての区で一坪あたりの平均価格が100万円を超えており、一般的な収入の方であれば東京都内に土地付きの一戸建て住宅を構えるのはなかなか難しい状況であるとも言えるでしょう。
「中央区」「千代田区」「港区」は都心3区と呼ばれるいわば別格クラスの高地価地域です。一番高いとされている中央区の平均地価は一坪当たり1,800万円となっていますので、なるべく土地の有効活用をはかるために建物の高層化が進んでいます。同じく千代田区や港区も平均値で1,000万円を超えていますので、タワーマンションが林立している状況となっています。東京で一番高い土地は、同時に日本で一番高いということとなります。その住所は中央区銀座5丁目周辺で、1平方メートルあたり3,200万円、1坪あたりとするとおよそ1億円ということになります。1坪は畳2畳分とほぼ等しいので、人が寝転がる事のできる程度のスペースが1億円、仮に30坪程度の住宅用地を購入するとしたら土地代だけで30億円となります。
一方で郊外に目を向けると地価は徐々に下がっていきます。23区内でも北部や東部の区は地価が全体的に安くなっており、一坪当たりの平均価格は100万円台であるところも珍しくありません。中でも足立区は地価が安く、近年は東京23区
内に戸建て住宅を確保したいという人々に注目されています。足立区としても従来の区のイメージを払拭して、新しいイメージを構築しようと様々な取り組みを行っています。
東京都下と呼ばれる23区外の地域は、一般的に23区内よりもワンランク地価が低いという傾向にありますが、23区に隣接しており若者からの人気が高くイメージも良い吉祥寺(武蔵野市)は例外的に高価格を維持しています。東京都市部の中では一番高い一坪当たり約300万円となっています。その他の多摩地域の都市は一坪当たり100万円前後であることが多く、地域によっては50万円から70万円という手頃な価格の土地も見られます。
それぞれの地域は地価の高さで良さが決まるわけではありません。周辺の環境や暮らしやすさなど、総合的に判断する必要があります。東京都内でも探せば価格以上の価値を見いだせる場所がきっと見つかるはずでしょう。

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